ゼロから、いやいや、ある意味マイナスから始める、旅行会社。

会社の下ごしらえや、ぼっち社員がぼんやり思うことを書いていきたい。メモ代わり。。

 

実は、けっこうおっきな問題を抱えてる、わたし「ぼっち社員」。

それは、わたしがおうち大好きのインドア人間で、これまでほとんど旅行してへん、てこと。

おまけに、社員ひとりしかおらん。

​なんちゅう無謀なことを。。。と思われてるかと。そう、無謀やけどやるしかないのです。。。

池田さんち、見学。八千代区の山あいへゴー。第二話。

第一話のおはなし…ぼっち社員がやちよ百姓くらぶをしてはる池田さんちに見学に来て、畑や田んぼを見せてもらう。いまから田車というものを田んぼで体験することに。

雨が降りしきるなか、あぜ道を歩きながら田んぼへ。
田車、先に池田さんが見本。
足元見ると、裸足。田んぼの中に入るのは裸足が一番やりやすいらしい。
土の感触、自然の感触が感じられていいとのこと。

これが田車。泥をかいても全然重たくない。

とは言え、ぼっち社員は長靴で…。
入ってみたら分かった。これは抜けん。歩けん。結構な深み。深刻な深み…。
片足抜こうとするとぐらつく。もう片方の足も泥に押し込まれて固まったまま。
足に入れた力が上半身に働いてもて、後はこけるしかないような、ヒヤッと感。

さて、田車は裏っかわに羽がいっぱいついてる。
泥のところでこれを押しながら進むと、この羽がくるくる回ってその力で雑草が抜けていく、て感じ。
抜けた雑草そのまま水に浮かしとくと勝手に枯れてくれるらしい。
水が少ないとまた根付いてしまうから、水の管理はきちんと。

ぼっち社員、一回は泥から出ようと歩こうとするけど、一回立ち止まった分深みにはまり、余計抜けん。
池田さん曰く
「まっすぐ足を抜こうとすると無理やから、つま先かかかとをあげるようにしたら抜けやすい」と。
なるほど抜けやすいような。
せやけど油断したら抜くことに意識がいって、またこけそう。
ほんの30センチほどの距離の、目の前のあぜ道になかなか到達せん。
後ろから池田さんにフォローしてもらいながら、なんとかあぜの方へ。
とりあえず、もう入らん方がええ…と思いあぜ道に足を置いたまま田車を体験。
農薬を使わずに田んぼをするんやとしたら、こんな作業をするんやな、と。なかなか根気いる。

池田さんところでは年通していろんな体験できる。
田植え、みそづくり、野草取り、しめ縄づくり、木工など。
あとは田舎のおいしいごはんづくり。
ブログを見たらその体験見れるし楽しそう。
やちよ百姓くらぶブログ http://youryuuji.blog.fc2.com/

やちよ百姓くらぶの登録メンバーが来たり、「森のようちえんこころね」のおこちゃまが遊びがてら農体験(それ用の畑もある)、大阪に住む人が定期的にただ自然の中で寝るというだけに早朝来たり、専攻がらみで来る大学生グループや、もちろん誘われて初めて、という人も。

ぼっち社員もいつか本格的に体験したいなー。
採蜜やりたい…そう、田舎に住んでてもちょっとやってみたい田舎体験。
そうゆうことやってはる人の話はよーく聞くけど、実際の体験としてあまりやったことない。
田舎に住んどきながら田舎体験したことない人ってけっこう多いはず。

この日みたいに体験日に雨がふることもふつうにあるけど、池田さんは「雨が降るからできない、ではない。
雨に降られながらする作業とゆうのも魅力がある」て言う。
たしかにそやね。そこを体験することが農体験。

苗が植わってる幅が、田車の幅ぴったり。さすがー。

さてさて。
池田さんは田舎体験をさせてくれる活動をしてはりますけども、お仕事として納豆屋でもありまして。
納豆の作り方ざっくり聞くと、大きな深い鍋で大豆を蒸してそれに納豆菌をふりかけ混ぜ、商品用の紙トレイに入れてビニールかぶせて、保温器に。
保温器はおっきな元冷蔵庫をなにかと改良したもの。中に入れて1日おくと、もう納豆。
これを商品用にパッケージすればできあがり、かな。

納豆づくりには無駄がないそう。蒸したときの汁も田んぼにまいてはりました。

と、いったところで、池田さんが納豆屋になったきっかけ、次回書きますー。
ほーう、て感じですよ。第三話に続く…