ゼロから、いやいや、ある意味マイナスから始める、旅行会社。

会社の下ごしらえや、ぼっち社員がぼんやり思うことを書いていきたい。メモ代わり。。

 

実は、けっこうおっきな問題を抱えてる、わたし「ぼっち社員」。

それは、わたしがおうち大好きのインドア人間で、これまでほとんど旅行してへん、てこと。

おまけに、社員ひとりしかおらん。

​なんちゅう無謀なことを。。。と思われてるかと。そう、無謀やけどやるしかないのです。。。

古民家お掃除大会(旧熊田邸)。第一話。

Facebookの方で、紡(つむぎ)という多可町の団体さんをフォローさせてもらってて。
面白いことやってるなーと前から思てたけど、旅行業で働くことになって、ますます興味深々。
こないだブログでも書いた移住コンシェルジュの小椋さんもこの代表メンバー。

さてどんな団体なんやろね。
HP(https://takatsumugi.com/)の紹介文を引用させてもらうと、
「紡 —TSUMUGI—は、兵庫県多可町を中心に古民家の再生とその活用を通して地域の活力を取り戻すことを目的とし、古民家再生プロジェクトや古民家等を使った創業支援に取り組んでいます。」
と書いてある。

ぼっち社員がHPで印象的に思ってたんは、古民家改修のワークショップ。
2年くらいかけて、段階ごとに改修のワークショップしてはって。かなり興味深い。
他にも古民家めぐりのツアーもしてはる。
うちやったらバスの手配もできるしなぁとぼんやり思うこともあって。
まぁゆうたら、でんくうトラベルがいまやりたいことと重なる部分があるなと。

そんな中、Facebookで流れてきたのがこの投稿。
「古民家大掃除大会開催!参加者募集」

もうこれは、行かなあかんやん、と。
わりとすぐに申し込んで。でんくうトラベルとして。
取材したいし、いけたら繋がりもほしいかなー。
もちろんしっかりお掃除もがんばるし。

7/24(金)当日。相変わらずの雨予報。。
向かうのは、門前の旧熊田邸。ここに藤本さん一家が越してくるそう。
この段階でぼっち社員なんも知らんかったんや…この藤本さんがこれまでやってきたこととか、やろうとしてること。(第二話の最後にちらと書くつもり)

到着するとすでに大人数。みんな始まりのあいさつを待ってる。
ケーブルテレビのたかテレビさんクルーと、朝日放送さんクルーがいてはる。
たかテレビさんは町のイベントとかを取材して放送することがお仕事。
朝日放送さんはどういう取材やろ。来るゆうんはFacebookで見たけども。
ぼやーとそう思てたら、急に目の前に記者の女性の方。感じええ人で丁寧にあいさつしてくれはりました。
参加ひとりひとりに名刺を配ってはって、ぼっち社員も慌てて名刺を。。

母屋。右にちょびっと見えるのが離れ。
雨予報もあってビニールシートを玄関前に設置してある

10時。
小椋さんが簡単なあいさつをして、そのあとこれからの家主となる藤本まさやさんがごあいさつ。横には奥さん。
藤本さんの印象は一言。声の大きい、腰がめちゃ低い人。
お話は、ほかしてええもの置いといてほしいもののこと。
あと「そうじしてて欲しいものが出てきたら、どうぞもらってください」と。

新しい家主、藤本さん。奥には奥さん。
この角度からは見えにくい…

さっそくお掃除しましょうか。
とりあえずまだ雨は降ってない。なんとか雨が降る前に終われたらなーと話しながら。
どんどん荷物の運び出し。

このお家は棟が2つあって、母屋とちょっと新しめの離れがある感じ。
母屋はいわゆる古民家で。天井の梁は立派。真っ黒にすすけてる。囲炉裏があった形跡も。
おくどさんもそのまんま残ってる。

おくどさん。きれいに残ってる思う。

母屋も離れもこれでもかいうぐらい物がいっぱい置いてあって。
いかにも古い年代のもんから、陶器類、昭和家電、その空き箱だけとか、ビニール袋がたくさん入ってる箱とか。
前の家主はなんでも大事にとっとくタイプやったみたい。その年代やね。
あとは農家をしてはったようで、一升瓶にそれぞれもち米とか小豆、黒豆、胡麻入れてあるのとか。生産年を書いた紙を付けてある。農薬もいろんなの。
ゴミを運びだしながら、どんな人が住んでたんやろかとうっすら想像。

はー。汗だくや。
ふだんから汗とかかきにくい常にさらっさらな環境におるぼっち社員が珍しくベッタベタ。
がんばって運び出したもんなー。
なんかみんなで目的ひとつにやるのて、なんか楽しい。
みんなで協力しながら、廃棄するもんをトラックの荷台にドカドカ積んでく。

次回につづくー。