へそまち文化新聞の越川さんを逆取材。有機栽培の畑見学。
ざっくりとツアーを考えてる中でやっぱし、移住関連とか田舎体験とかに方向性が向きぎみ。
せやけど、単なる田舎体験とかにはしたくないなーと。
北はりまでのコアな体験を売りにしようとしてるでんくうトラベルやし、ま、ここはいろんな人たちに取材。
てことで、今回は有機栽培をしてはる越川誠司さんの畑に。7/14(火)。
もういまは梅雨明けしたけど、この頃はちょうどほぼ毎日雨やったなー。
朝10時に加美のエーコープで待ち合わせしてたときはまだ降ってなかったけど、思たとおりだんだんと雨が…。
越川さんと合流して、早速畑へ。越川さんの車に乗せてもらう。失礼しやす。
越川さんは、それこそ繋がりが広いんでみんなよう知ってはるやろけど、へそまち文化新聞の編集者でもあり、へそまち文庫とかヘソマガとかのいろいろしてはる人…ざっくりすいません。
説明はできるんやけどね、今回は農家の顔を取材、てことやからね…。得意の説明はしょり。

前は大阪で出版関係のデザインのお仕事してて、そこを辞め、実家がある加美に帰ってきたUターン組。
前のお仕事がいまの新聞とか編集とかに繋がってくわけやね(これ趣味としてらしいけど、いまや趣味の範疇こえてるような…)。
仕事を辞めて帰ってきた越川さんは、最初からやってはなかったけどそのうち農業をやることを決めはって、やけど、ほとんど素人やったから加西市の農業大学校に行くことに。
2年しっかり学んでいざハウスでの農業。
ハウス内の様子 小松菜のハウス ハウス内あるく越川さん
学んだことをまずはやってみる。土づくり、種植え、水やり、農薬散布。
農薬をまくことで作物の病気を防いだり、虫を防いだりできる。
さあ、やってみたものの、越川さん、そのやり方にどうも違和感を感じてしまう。
ハウスでやったのもあって、そん中での農薬散布はね…。
こんな流れで有機栽培になったそう。
ぼっち社員もハウスでの農薬を想像して、うーんそやろな、と。
代々の大きい農家さんは親からの流れを引き継いでやってはるやろけど、いまの新規農家さんはこういう違和感を感じるんやと思う。

たぶん農薬もだいぶ良くなってるやろし、人への影響が少ないのもあるとは思う。
せやからぼっち社員も農薬=害とは思わん。
だいぶん前に農薬について調べたとき、「酢やったって農薬として扱う」という記事を見て、素人には分からん部分多そうや…と思たなー。
ほんで思うに、極端なはなし、みんなが有機農家になると日本でのお野菜が足らんくなってまうやんね。
農業、てのは一律やないはず。
農薬を使ってても、農家さんの工夫次第で減農ができるし。
有機農業の中でもいろいろ。
越川さんのやり方もあるし、こないだ紹介した八千代の池田さんのやり方もある。
種の選び方も。固定種(在来種)を使うのかF1種を使うのかとか。
そこら辺の細かい話はせんけども…
越川さんがどんな風に育ててるのかをいろいろ聞かしてもらいまして。
有機栽培も人それぞれで、いろいろやり方あるんやなーと。

石灰をかぶせてる。
ここら辺で急に雨がザザ降り。
ハウス内やったから、雨に濡れることはないけど会話が聞こえにくいぐらい。
雨は激しいけど、話は途切れん。
農業ばなしの他にもざっくばらんにいろいろとお話。
越川さんが関わる西脇のこと、多可のこと。
でんくうトラベルのツアーのこれからを一緒に考えてくれたりも…ありがたいー。
いろんな案、ありがとうございます。
ただ最後には「コロナやね…先が分からんね…」という話になってまう。
終わりがなんや、もそもそっとした話になりがち。
やっぱオンラインツアーを本格的に。…やれたらいいな。
最後に収穫させてもろて、「えーいいんですか?」とありがちな発言しながら、たっぷり野菜を頂く。

オクラ、ししとう、きゅうり。
それにしても、野菜がとげとげしい。
「新鮮とはこうやぞ、ワレ」と野菜が前のめりな感じで言うてくる。
ナスもオクラも尖ってる。
優しい野菜のイメージやけど、収穫されるまでは尖ってるんや。
これも収穫体験の醍醐味やー。
とあたまに刻み込む。。

さて、越川さんからもろたお野菜。
家で揚げびたし丼してみよ思て作ったはええけど、シソまみれに。。
おまけに器のセレクト間違えてる。緑の皿つこたら映えんやないのー。
器とシソで、肝心のお野菜は、ぼかしかかったみたいになるし、写真では分からんけど半熟トロトロ卵に失敗してるし。
味はおいしかったんでー。お野菜の味も味わえて。
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